ちば東葛農業協同組合(JAちば東葛)直営の大型農産物直売所「ふなっこ畑」(船橋市行田3)で10月21日、毎月恒例の「ふなっこ朝市」に加え、「西船地区農業まつり」「第56回ふなばし朝市」の3つのイベントが同時開催された。
落花生の摘み取り体験をする家族=船橋・農作物直売所「ふなっこ畑」で「ふなばし朝市」 3イベント同時開催
10月16日の同店リニューアルオープンに合わせて企画した同イベント。所長の栗島貴大さんは「コロナ禍も落ち着き、地域の皆さまにイベントを楽しんでもらうとともに、地元自慢の新鮮野菜と、サツマイモや落花生などの秋の味覚にも注目していただければ」と話す。
会場にはキッチンカー6台が出店したほか、JAちば東葛西船地区の女性部による手作り豚汁、フランクフルト、ポップコーン、焼き鳥、焼きそば、花木、地元の新鮮野菜、米、ふなばし産品ブランドのセレクト品販売ブースなどが並んだ。
落花生「おおまさり」の摘み取り体験やコリントゲーム、スーパーボールすくいなどのコーナーも設け、店外ブースのほか店内レジにも長蛇の列ができ、にぎわいを見せた。
店舗前のステージでは、西船ブランドこまつなのキャラクター「西船なな姫ちゃん」とのじゃんけん大会が行われ、多くの子どもたちがイベントに参加。最後まで勝ち残り、優勝賞品のジェラートセットを獲得した西船橋在住の飯島さん一家は「ふなっこ畑にはリニューアル後、初めて来たが、通路が広くなり買い物がしやすくなった。珍しい野菜も並んでいた」と話していた。
栗島さんは「直売所の一番の役割は地元産の野菜を選んでいただくこと。店の中央に船橋ブランド野菜を集めたコーナーを設け、お客さまに選んでもらいやすい売り場作りを心がけている。味と鮮度が自慢の船橋ブランド野菜で、『千産千消』の意識をスムーズに伝えていきたい」と意気込みを見せる。