南船橋駅近くのロジスティクスパーク「MFLP船橋」(船橋市浜町2)や三井不動産アイスパーク(浜町)などの近隣施設で10月29日、「プレミアムフェスタ2023」が開催された。
ロジスティクスパーク「MFLP船橋」でイベント=オープニングアクトとして市内で活動するゴスペルマムズが登場
「人と街がつながる。ともに楽しいを生み出す」をテーマに昨年から実施している同イベント。三井不動産が主体となって行っている南船橋駅近隣が一体となったまちづくりについて、地域住民や近隣企業に周知する目的で開いている。
主催者を代表して、三井不動産ロジスティクス本部の堀田万祐子さんは「今年11月には『ららテラス』、来春には『ららアリーナ』が開業する。地域に愛される物流施設を目指していることを多くの市民の皆さんにも知ってもらいたい」とあいさつ。
杉田修船橋副市長は「5000平方メートル以上の芝生広場をはじめ、南船橋付近の大規模な街づくりが進んでいく。これまで以上に公共と民間の連携が必要になる」と強調した。
当日は、ふなっしーや市民団体の「ゴスペルマムズ」、船橋小学校だけでなく、スケート選手の高橋大輔さんらがメインステージに登壇。会場を8つのエリアに分け、MFLP入居企業による子ども向けの「物流お仕事体験エリア」、倉庫から出る端材を使ったワークショップ、アウトレット商品を販売する「交流マルシェスペース」、千葉ジェッツふなばしやクボタスピアーズなどは「スポーツチャレンジ」を展開するなどした。
普段公開していない物流倉庫の内部を見学できるツアーや「三井不動産アイスパーク船橋」でのスケートリンクプログラム「アイススケート教室」などの企画も並行して開催した。
朝のリハーサルの時間帯には大粒の雨が降り「開催が危ぶまれた」が、オープニングアクトには「ゴスペルマムズ」が登場し、伸びやかな歌声を披露する頃には雨がやみ、ステージが終わる頃には秋晴れとなった。天候の回復によってこの日予定していたステージプログラム、企画などは全て予定通り行われた。