地域子育て支援イベント「こどもフェスタ2023」が12月16日、東京経営短期大学(市川市二俣)で開催される。
昨年の「こどもフェスタ」の様子(写真提供=東京経営短期大学)
企画・運営は同大こども教育学科。今年で5回目を迎える同イベントは、コロナ禍前は学生たちよる劇を地域の子どもたちに見てもらう形だったが、昨年からはイベントにテーマを持たせたものへと趣向を変えて開催している。
昨年のテーマは「こども園」だったが、今年のテーマは「こどものまち」。同学科では保育士や幼稚園教諭を目指す人が多く在籍していることから、参加対象は2~5歳児。キャンパス内を会場にし、ホールやオープンスペース、教室を活用し、同学科内の7つのゼミがそれぞれにテーマを決めてブースを出展。ゼミは、表現、社会福祉、心理学、保育など、それぞれテーマが異なるため、各ブースとも特色の違ったブースを出展する。
ブースは、運動遊び、ダンス、リトミック、スノードーム作り、京成電鉄とコラボしたお仕事体験ブースなど、子ども向け体験型ブースがメインとなる。そのほか、親が参加できるものとして、特別支援教育を担当する尾崎康子教授によるサロン「我が家の親子関係を考えてみよう」、地域の事業所が作ったクッキーやパンなどを販売し、その場で飲食も可能な「えがお横丁」などを行う。
同学科講師の鈴木律子さんは「オムツ替えスペースも用意しているので、きょうだいと一緒に遊びに来てほしい。京成電鉄からは東中山駅駅長もブース出展する予定。地域の方も一緒に盛り上げたい」と話す。「もしかするとサンタさんが来るかも」とも。
開催は午前・午後の2部制。午前の部=10時受付・10時30分開演、午後の部=12時15分受付・12時45分開演。当日は西船橋駅からスクールバスを運行。参加希望者は今月14日までに専用フォームで申し込む。