暮らす・働く 学ぶ・知る

「はるちゃん」こと倉持春希さんが一日警察署長に 船橋駅北口で「出発!」

会場を回りながら歌を披露する倉持さん=「はるちゃん」こと倉持春希さんが一日警察署長に 

会場を回りながら歌を披露する倉持さん=「はるちゃん」こと倉持春希さんが一日警察署長に 

  • 0

  •  

 船橋警察署が12月13日、「年末年始特別警戒出動式」「冬の交通安全運動キャンペーン」を実施し、タレントの倉持春希さんを一日警察署長に迎え、船橋駅北口デッキでPRイベントを行った。

「はるちゃん」こと倉持春希さんが一日警察署長に

[広告]

 千葉県出身の倉持さんは、今年3月までNHK Eテレ「いないいないばあっ!」に7代目おねえさんとして出演し、「はるちゃん」として親しまれてきた。その後は同局の「ワンワンわんだーらんど」「みんな集まれ!こどもうたまつり」で活躍し、現在は芸能事務所「研音」に移籍し活動を続けている。

 今回のキャンペーンでは、より多くの人に「年末年始特別警戒」「冬の交通安全運動」に関心を持ってもらうため、一日署長を倉持さんに委嘱し、各種防犯や交通安全の講話を行った。倉持さんが船橋警察署の一日署長になるのは今夏に続いて2度目。

 委嘱式の前には湊町小学校の音楽部「湊オーシャンズ」による生演奏があり、讃美歌「荒野の果てに」「クリスマスメドレー」などが生演奏で披露した。

 石田武弘署長は「当署管内での犯罪件数は減少傾向にあるが、電話de詐欺や子ども・女性への不審な声がけは多発している。電話でお金の話があれば詐欺を疑ってほしい。詐欺に引っかからない方法としては、詐欺と話さない、つまり電話に出ないことが一番」と呼びかけた。

 交通事故については、「16時以降の薄暮時間、高齢者、交差点の事故が多く、自転車事故ではヘルメットをかぶっていなかったことで重症化する例が多い」と続け、今年、同署が制作した詐欺防止や反射材普及の動画が千葉県警のユーチューブチャンネルにアップされていることなどを紹介した。

 続いて、松戸徹市長は「船橋市の人口は64万8000人。安全で安心できる環境を作ることがより大切になっている。市では、電話de詐欺の防止装置を貸し出しできるようにしている。よい新年を迎えられるよう、協力いただければ」とあいさつ。

 一日警察署長の委嘱式に続いて、倉持さんは「家族や友達が飲酒運転で事故に遭ってしまったらとても悲しい。運転する人だけではなく、乗る私たちも注意することが大切」と話し、「犯罪を防ぐための情報を伝えてくれる『ちば安全・安心メール』への登録を」と集まった人々に呼びかけた。

 倉持さんのステージでは「ふしぎなポケット」「ひいらぎかざろう」などの歌も披露。手話を学んでいるという倉持さんが、手話を取り入れながら歌を披露する場面もあった。

 最後に、倉持さんの「しゅっぱーつ」の号令で船橋警察署員や船橋駅周辺安全推進協議会、船橋地区安全運転者管理者協議会、千葉県警察学生サポーター「ChiPSS」 らが出動した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース