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船橋商工会議所青年部と千葉商科大、規格外農産物を使ったケーキを商品化

船橋商工会議所青年部のメンバーと千葉商科大学勅使河原ゼミの学生たち

船橋商工会議所青年部のメンバーと千葉商科大学勅使河原ゼミの学生たち

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 船橋商工会議所青年部(船橋YEG)と千葉商科大学(市川市国府台)が協働で規格外農産物を使ったパウンドケーキ2種を商品化し、2月2日に市内で開催された「船橋YEG新年会」で披露した。

商品化されたトマトと梨のパウンドケーキ=船橋商工会議所青年部と千葉商科大、規格外農産物を使ったケーキを商品化

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 今回使った規格外農産物は、市内農家「竹ノ内農園」(旭町)のトマトと「芳蔵園」(二和東)の梨。いずれも、味や品質に問題はないものの、生産過程でひび割れや傷などが生じ、市場に出荷できなくなったものを使用。ケーキは「渡り船のパウンドケーキ」「架け橋のパウンドケーキ」と名付けた。

 商品コンセプトやパッケージデザインを同大人間社会学部・勅使河原ゼミの学生が担当。製造は市内の福祉作業所「大久保学園」(金堀町)が運営する「ブーラーンジェリーふなばし工房」(二和東6)が担当する。全体的なグランドデザインを船橋YEGのSDGs委員会メンバーが受け持ち、商品化が実現した。

 商品パッケージには「船橋」の地名由来となった逸話を盛り込んだ。船橋YEGと勅使河原ゼミが渡り船、架け橋として「あらゆる人の好機を手助けできるようになりたい」という思いを込めた。

 商品化に当たり、規格外農産物を使うことで「フードロス」削減やSDGsの認知向上を狙ったという。

 お披露目当日は、来賓の松戸徹船橋市長も試食。「トマトと梨の風味を感じられておいしい。土産で持っていったら必ず喜ばれる品。若い人たちがどんどんコラボして、いろいろなことにチャレンジしてほしい」とコメント。来賓あいさつの中では能登半島地震にも触れ、「被災地域以外の場所で日々を大切に元気に仕事して消費することも大切。元気を送り、支援を続けていくことが必要」と話した。

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