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塚田に民泊「白いおうち2」 オープンから3カ月、バリアフリー対応も

塚田に民泊「白いおうち2」=左が白い「白いおうち」。右のメタリックで個性的な建物が「白いおうち2」

塚田に民泊「白いおうち2」=左が白い「白いおうち」。右のメタリックで個性的な建物が「白いおうち2」

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 東武アーバンパークライン塚田駅から徒歩4分の場所にある一棟貸し民泊「白いおうち2」(船橋市北本町2)がオープンして、3月21日で3カ月がたった。

開放感のある「白いおうち2」1階寝室

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 同施設は、大内広美さんが手がける2棟目の民泊物件。大内さん一家は1990(平成2)年に都内から船橋市に移り住み、北本町には約18年前から暮らしている。

 1棟目の「白いおうち」(14坪、定員4人)は、海外で暮らす娘家族が一時帰国した時のため、自宅隣りの築約50年の空き家を購入してリフォームしたもの。知人からの勧めで2017(平成29)年に民泊予約サイトに登録し、一棟貸し民泊として貸し出しを始めた。

 白いおうちの「おうち」は大内さんの苗字にかけて命名したもの。外国人にも分かりやすいよう、スペイン語で「白い家」を意味する「La casita blanca」の名前も表記している。

 2棟目の「白いおうち2」(18坪、定員5人)は、大内さん一家が駐車場として所有していた土地に新たに建てた物件。「長女が病気で車いすの生活をしていることもあり、旅行者が車いすでも利用できる民泊用の家を建てることにした」と大内さん。

 いずれの物件も、大内さんの夫で建築家の大内宏友さんが設計を手がけた。外国人の利用を想定して天井を高くし、開放感のある造りとなっている。「耐震補強も行い、安心安全で過ごしやすい空間作りにこだわった」と大内さん。今回新築した「白いおうち2」の建物は金属板で覆ったモダンな外観だが、中は木の柱や壁をむき出しにして日本の伝統的なデザインとなっている。

 「長津川緑地や大神宮などに行った外国人利用客から『船橋は東京より良い所』という声を聞くことが度々あった。民泊を始めたからこそ、新たな地元の良さに気付くことができた」と大内さん。自宅はすぐ隣なので、いろいろと宿泊者をサポートしている。自宅にいながら世界とつながれるのはとても楽しく、財産でもある」と話す。

 宿泊料金は2人1泊1万2,000円~。1回の滞在につき別途1万円の清掃費を加算する。宿泊予約は「Airbnb」で受け付ける。

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