三山にある「7丁目イタリア食堂 Makita」(船橋市三山7)が4月17日で3周年を迎える。
店舗外観=船橋・三山の「7丁目イタリア食堂 Makita」が3周年
同店は三山小学校・中学校出身の蒔田憲一さんが、都内のフレンチやイタリアンで約20年の経験を経た後、「地元で気軽に通えるイタリアンの店を開きたい」との思いから2021年4月17日に開業した。
「イタリア郊外の明るい雰囲気をイメージした」という店内は、カウンター席9席と6人がけのテーブル席を用意。「アットホームな店にしたかったことと、調理風景も楽しんでほしい」との思いから、店内はオープンキッチンになっている。
「キッチンに立った時、お客さんとの目線をちょうどいい高さにするため、カウンターの高さもこだわった」と蒔田さん。椅子は、カウンターの高さに合わせてカットして調整。テーブル席は1段上がった場所にあり、半個室のような雰囲気になっている。ベビーチェアも用意し、家族の集まりなどで利用する客も多いという。
ランチメニューは、「エビと菜花、フレッシュトマトのペペロンチーノ」など日によって変わる2~3品のパスタが選べる「ランチセット」(サラダとドリンク付き、1,300円)を用意。「土日のランチセット」(1,650円)は、4種の前菜とドリンクが付いたセットになる。
ディナーメニューは「国産豚ロースのミラノ風カツレツ」(1,800円)などの定番に加え、季節の食材を取り入れた「季節のフリット(サワラ・ヤリイカ・タラの芽)」(1,500円)、「タケノコのアンチョビーガーリックバターソテー」(900円)などの季節限定メニューも。前菜2皿、パスタ、ドルチェ、ドリンクが付いた「おまかせコース」(3,500円)も用意する。
オリーブオイルにもこだわり、蒔田さんが実際にイタリアで訪問したことがあるオリーブ畑のオイルを使い、6種類のオイルを料理によって使い分けている。ワイン(750円~)はイタリアワイン通の友人がセレクトし、自然派ワインなども扱う。
3月に開催された「三山ウツワヤマワ」(三山8)主催の「三山祭(ミヤマツリ)」に参加したという蒔田さん。「商店街にも活気が出るし、地元の方ともつながれたので、また参加したい」とも。
「3年間はあっという間だった。コロナ禍で暇な時期にいろいろ試すことができたので、今の形を整えることができた。これから真価が問われると思うので、地道に努力を積み重ねて、地域の人に喜んでもらえるよう店にしてきたい」と蒔田さん。
営業時間は、11時~15時、17時~21時30分、月曜定休。