イオンモール津田沼(習志野市津田沼1)で行われた「Fair Fes 2012」で11月24日、社会貢献団体に所属している大学生がミサンガの長さ世界一をめざしギネス記録に挑戦した。
参加する事でフェアトレードを理解できるような仕組みになっている(関連画像)
企画したのは、フェアトレード推進などの社会貢献活動に携わる大学生で組織された同フェス実行委員会。フェアトレードのPR活動の一環として、フェアトレードの麻ひもを使い世界一長いミサンガ作りに挑戦した。当日は11時から16時30分までミサンガを作り続け、来場者や観客も参加。324人で世界最長のミサンガ作りに没頭した。
当初目標としていた「50メートル」の3倍以上となる全長156メートルのミサンガが完成し、会場は達成感と感嘆のため息に包まれた。完成したミサンガは切り分けられ、会場で参加者らに配られた。
ミサンガ作りに参加した柴山侑子さん(45)は「フェアトレードを今まで知らなかったが、楽しみながら意味を知ることができた。今後はフェアトレード商品を意識して購入していきたい」と話していた。
「身近な社会貢献を多くの人に」というコンセプトの下、2010年から毎年フェアトレードの普及を目指し開いている同イベント。会場では、クイズラリーやフェアトレード商品の販売などが行われた。 「フェアトレードのいいところは、商品を買うことで自分も幸せになり、生産者も幸せになれるところ。今回のギネス世界記録チャレンジをきっかけに、多くの方にフェアトレードに興味を持ってもらえれば」とスタッフの一人である松浦さん。
今年11月24日現在ミサンガの長さに対するギネス記録はまだなく、記録がギネス・ワールド・レコーズで認められると、今回のミサンガが世界記録としてギネスブックに登録される見込みだ。