社会人野球チームを保有し都市対抗野球大会にも出場するNTT東日本は8月7日、「船橋グラウンド」(船橋市飯山満町2)専用屋内練習場で「NTT東日本SportsClub(スポーツクラブ)」による小中学生向け野球教室「Baseball School」を開講する。
室内練習場。6月下旬に行われた合同野球教室の様子=NTT東日本、船橋グラウンドで小中学生向け野球教室開講
同社は今年、「スポーツの発展と変革に貢献し、より良い地域社会の実現につなげる」をモットーに「NTT東日本SportsClub」を立ち上げ、その活動の一環として野球教室を開講した。
鎌ケ谷市出身で2021年までNTT東日本野球部の監督を務めた飯塚智広さんは「船橋に拠点を持っておきながら、今まではなかなか地域の方との交流がなかった。この場所を地域の方にもっと知っていただき、地域にもっと貢献できたら」と話す。
同スクールは、小学生コース(軟式)、中学生(軟式/硬式)コースを用意。小学生コースは小4~6年生が対象。いずれも原則として月3回行い、小学生コースでは基本動作を覚えることに重点を置く。中学生コースでは、「実践に強い選手になるための正しい習慣を身につけること」を主眼に置き、指導に当たる。
指導に当たるのは飯塚さんのほか、同野球部OBなど。飯塚さんは「子どもたちには、まずは楽しく野球をやってほしい。基本動作を大切に、プレーする楽しさが芽生える指導を心がけていく」と話す。「初心者も歓迎」とも。
入会金はいずれも1万1,000円(スクールTシャツ代込み)。月謝は、小学生=1万6,500円、中学生=1万9,800円(いずれも施設利用料、ボール・ヘルメット使用料、スポーツ保険代込み)。
中学生3年生限定で、屋内練習場の利用可能時間も有料で設ける。「中学生は部活引退後に練習する場所がなく、高校入学までの間に一回野球が途切れてしまう。高校入学後に子どもたちがスムーズに野球に戻れるよう、練習場を使ってもらえるようにした」と飯塚さん。