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船橋・陸上自衛隊第1空挺団バスケ部・柔道部が全国大会優勝

船橋市出身の部員らと松戸徹船橋市長=船橋・陸上自衛隊第1空挺団バスケ部・柔道部が全国大会優勝

船橋市出身の部員らと松戸徹船橋市長=船橋・陸上自衛隊第1空挺団バスケ部・柔道部が全国大会優勝

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 陸上自衛隊第1空挺団(船橋市薬円台3)のバスケットボール部と柔道部が全国大会で優勝し、各部の顧問と船橋市出身の部員が5月20日、松戸徹船橋市長を表敬訪問した。

市長に大会の説明をする柔道部・吉岡監督

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 訪れたのは、陸上自衛隊第1空挺団バスケットボール部の監督・今野怜(さとし)准尉、船橋市出身の部員・澤田陸士長、柔道部の監督・吉岡博之曹長と船橋市出身の部員・長谷川一輝(かずき)3曹、遠山裕(ゆたか)3曹。空挺団広報班として小坂光生(おさか・みつお)2曹も同行した。

 陸上自衛隊第1空挺団は、国内の自衛隊の中でも「一番強い部隊」とされる団で、陸上自衛隊唯一の落下傘部隊でもある。そのため、全国各地から志願者が集まり、日々厳しい訓練を行っている。同団の中にも部活や同好会が設けられ、ラグビー、野球、和太鼓など全20種類の部活や同好会があり、勤務時間外で活動。

 バスケットボール部は、2月17日・18日に朝霞駐屯地で行われた「第37回全自衛隊バスケットボール大会」で同部初となる全国大会優勝を成し遂げた。同大会は陸海空の約200基地から選抜されたチームのみが出場できる大会で、全自衛隊の中から男子10、女子7の強豪チームが出場し、トーナメントで競うもの。コロナ禍で開催が見送られていたこともあり、同大会が行われたのは4年ぶり。

準決勝では前回準優勝の「宇都宮(陸)」と対戦。24点のリードで決勝へ進出。決勝では前回優勝チームの「伊丹(陸)」と対戦し、105-64で優勝を手に入れた。

 船橋市出身の部員・澤田さんは小学生のころ、「船橋中部MBC」でバスケを始め、高根台中学校バスケ部、古和釜高校バスケ部へと進んだ。今回の大会では、同大会で1人だけ選ばれる敢闘賞を獲得した。

 柔道部は、朝霞駐屯地で3月2日に行われた「第45回防衛大臣杯全国自衛隊柔道大会」において団体戦第1部(無差別級)で優勝。同大会には防衛省に所属する団体や個人が約35チーム出場。団体戦で強豪を相手に勝ち進み、4連覇を達成した。

出場した長谷川さんと遠山さんは小学生の頃から「船橋中央クラブ」で柔道を続けてきた。市船では遠山さんは商業科、長谷川さんは体育科で学び、柔道部に所属。長谷川さんは高校3年時には市船柔道部の主将を務めた。

 報告を聞いた松戸市長は「日頃の厳しい訓練の中で、練習もやって、勝負事で結果を出すというのは、あらゆる面で素晴らしい。第1空挺団のことはいろいろなところで自慢できる」と話し、「各部員の皆さんも、これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

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