さまざまなジャンルのアーティストが終日ライブを行う船橋最大の音楽イベント「第11回ふなばしミュージックストリート」が10月19日・20日の2日間、船橋駅周辺を中心に開催される。
今年のテーマは「みんなと奏でる音楽の日」。実行委員長の鶴見竜也さんは「一つのすてきな音楽を奏でるような気持ちで出演者、来場者、ボランティアが力を合わせて、みんなが笑顔になるようなイベントにしたいという思いからこのテーマになった」と話す。
今回の出演者は両日合わせて92組。初日は船橋駅北口おまつり広場で船橋を拠点に活動するアイドル「himawari(船橋)」によるオープニングイベントが行われた後、天沼弁天公園、東武百貨店船橋店屋上、船橋フェイスビル連絡デッキ、きららホールなどで弾き語りやコーラス、ダンスなど幅広いジャンルの演奏が披露される。今年から船橋スクエア21前と船橋勤労市民センター地下にある「flagship FUNABASHI」が会場に加わった。
昨年好評だった「あおぞらカラオケライブ」は、今年は2日間にわたって天沼弁天池公園で開催し、当日の飛び込み参加もできる。同園ではピザやクレープ、バーガーなどのキッチンカー4~6店が出店する予定。
19日には学生バンドコンテストを開催。21組の応募から選ばれた船橋市内外6組の高校生バンドが出演する。
20日のきららホールで行われるフィナーレには実行委員やボランティアも参加し、アーティストらがメドレー形式で演奏を披露する予定。
鶴見さんは、学生時代の第6回からボランティアとして同イベントに関わり続けてきたという。前年までの委員長・声松優一さんの思いを引き継ぎ、昨年の副実行委員長を経て今年初めて実行委員長となった。「32人の実行委員と各日60人のボランティアの皆さんが、まず楽しいと思ってもらうのが第一。ふなばしミュージックストリートを通して一人でも多くの人の人生が輝いてほしい。音楽の力で街を元気にしたい」と意気込みを見せる。