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中山法華経寺で「なかやま特別骨董市」 仏像や和洋食器など境内に70店

中山法華経寺「祖師堂」周辺

中山法華経寺「祖師堂」周辺

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 「なかやま特別骨董(こっとう)市」が11月15日~18日、船橋市と市川市の市境にある日蓮(にちれん)宗の「中山法華経寺(ほけきょうじ)」(市川市中山2)の境内で行われた。

反物を扱う店に集まる女性客

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 同市は、地域の骨董店に加え、法華経寺や商店会、なかやま町づくり協議会、法華経寺振興協賛会などが参加し、約20年前から続けられている。

 実行委員長で「骨董屋ヴォーグ」(船橋市本中山1)の店主は「この骨董市は毎年4月と11月の15日~18日に開催し、法華経寺の重要な行事である4月の『千部会(せんぶえ)』と11月の『お会式(おえしき)』の期間に合わせ、寺と地域を盛り上げている」と話す。

 「この地域に骨董に関心のある人が多く、曜日に関係なく集客できる強みがある。4日間という開催期間の長さに加え、愛知・静岡から関東一円までの業者が集まるという規模の大きさも他にはないもの」とも。

 出店内容は、仏像や銅像、古銭、古布、和服(着物)、天然石、刀剣、武具、時計、かばん、絵画、和洋食器、農具、昔の道具(医療器具や商人の道具など)、ガラス細工に手工芸品など幅広く、今年は70店ほどが集まった。

 実行委員長は「骨董市はフリーマーケットと違い、古物商の免許を持っている業者が集まる。価値ある古美術から雑貨までいろいろあって、見て回るだけでも楽しめるはず」と話す。

 毎年来場していると話す60代の女性は「昔うちにあった品物を見つけて、取っておけばこんな値段になるのか、などと思いながら歩くのが楽しい」と話し、3回目という40代男性は「趣味で焼き物を集めているので掘り出し物を探したい」と熱心に見て回っていた。

 次回の開催は2025年4月15日~18日。

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