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市川・中山法華経寺で「節分会」 魔裟斗さん・はるな愛さんら登場に歓声

舞台から福豆やお菓子がまかれた

舞台から福豆やお菓子がまかれた

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 大本山中山法華経寺(市川市中山2)で2月2日、「節分会(せつぶんえ)」が開催され、小雨で気温が低かったにもかかわらず、多くの参拝者でにぎわった。

ゲストの登場に歓声が上がる

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 同寺では、同日の13時と15時に、今年一年の厄災をおはらいする「追儺(ついな)式」を行った後、豆まきを行う。「追儺(ついな)式」では年男・年女や豆まきに招かれたゲストたちを囲むように、僧侶と荒行中の修行僧が祈とう。昨年の2倍以上となる117人の荒行僧による圧巻の読経はお堂の外にも響き渡った。

 豆まきの舞台となった「祖師堂」は大きな7間堂で、屋根を2つ並べたような比翼入り母屋造り(ひよくいりもやづくり)という珍しいかやぶき屋根が特徴。その舞台に、中山法華経寺・新井貫主をはじめ、船橋市と市川市の各界代表、千葉県にゆかりのある芸能人、祈とうを受けた年男・年女たちが並び、豆まきを行った。

 ゲストの魔裟斗さんやはるな愛さんらが登場すると一斉に手が振られ、声援が飛び交った。ほかにも、タレントの桂菊丸さん、泉アキさん、奈美悦子さん、ANNAさん、歌手の美桜かな子さん、美月優さんなど多彩な顔ぶれが豆まきを盛り上げた。

 「福はうち!」のかけ声とともに福豆や菓子がまかれると、参拝者たちはわれ先にと手を伸ばした。同寺では「鬼子母神(きしもじん)」を祭っているため、「鬼は外」のかけ声はない。

 舞台に上がった25歳の男性は「今年は本厄なので、祈とういただき豆まきをした。みんなに福が来るようにと自然に祈った」と話した。

 舞台の一角には子ども席が、少し離れた場所にはベビーカー席を用意し、子どもたちにたくさんのお菓子の袋を配った。子ども連れで初めて参加したという夫婦は「親から離れて一人で楽しそうにお菓子を取っていた。子どもの成長が見られた」と笑顔を見せた。

 ゲストの魔裟斗さんは「この20年ほどの中でも特に寒かったが、たくさんの人が集まってくれてうれしかった。皆さん良い年であるようにと願って豆をまいた」と話した。

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