見る・遊ぶ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、プレーオフ決勝で惜しくも準優勝に

強固なスクラムはスピアーズの強みの一つ

強固なスクラムはスピアーズの強みの一つ

  • 20

  •  

 船橋に拠点を置き、ジャパンラグビーリーグワンに所属する「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、スピアーズ)」が6月1日、国立競技場で行われた「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 プレーオフトーナメント決勝」に出場し、「ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)」を相手に13-18で試合を終え、惜しくも準優勝となった。

準優勝の賞金として2000万円が授与された

[広告]

 昨シーズンでもチャンピオンに輝き、連覇を狙うBL東京に対し、スピアーズが決勝に進出したのは2022-23シーズンに優勝した時以来、2シーズンぶりとなる。

 プレーオフ決勝の会場は国立競技場。発表された来場者数は5万1009人。会場にはスピアーズのカラーであるオレンジを身に着けた「オレンジアーミー」(スピアーズのファン)が約半分の客席を埋めた。

 試合を先制したのはBL東京。リッチー・モウンガ選手がトライを決め、先制された。前半16分にはBL東京のファウルから、ペナルティーキックを得たスピアーズ。バーナード・フォーリー選手がキックを決め3-5に。その後、互いにペナルティーゴールを決め6-8。そのまま前半を折り返した。

 後半に入っても激しい攻防戦が続き、なかなか点が動かなかったが、後半最初に得点を挙げたのはBL東京だった。森選手がトライを決め、コンバージョンも決まったため7点が追加された。

 さらに残り19分でBL東京のモウンガ選手がキックを決め、6-18に。トライを狙いに行くスピアーズだが、BL東京も強固なディフェンスを見せた。試合残り時間10分を切った頃、スピアーズは藤原選手からのパスを受けた立川理道(はるみち)選手がトライを決め、コンバージョンと合わせて、13-18へと点差を縮めた。あと1本トライがあれば同点に追いつくところだったが、惜しくもそのまま試合終了となった。

 スピアーズのキャプテンを務めるファウルア・マキシ選手は「自分たちがやるべきことはできたけど、勝ちきれなかったことが悔しい」と話し、最後に「オレンジアーミーの皆さん、今シーズン応援ありがとうございました」と感謝を表した。

 シーズンを終え、スピアーズは6月5日、ららぽーとTOKYO-BAY(浜町2)北館中央広場で「シーズン終了報告会」を行う。報告会にはキャプテンのファウルア・マキシ選手、立川理道選手、根塚洸雅選手らが登場予定。

 東武百貨店船橋店(本町7)では6月2日~10日、7階3番地レストラン街特設会場で「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ写真展」を開く。今シーズンの選手の活躍を写真パネルで紹介するほか、チーム・選手へのメッセージを記入できるメッセージボードも特設する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース