京成松戸線・前原駅から徒歩約13分、国道296号線沿いにある御嶽（みたけ）神社（船橋市前原東5）の境内で7月7日、七夕にちなんだ「七夜ノ灯（ななよのあかり）」が開催される。

境内には「茅の輪」が＝前原駅近く御嶽神社で七夕イベント

　主催は境内に撮影スタジオを構える「フォトスタジオ・ソラーナ」。ソラーナを経営するのは、昨年まで「ハレノヒ東京・津田沼店」を運営していた「写心」。2023年7月に同神社の専任宮司となった鳥居南（とりいみなみ）圭吾さんからの誘いで、同神社の備品庫だったスペースをスタジオへとリニューアルし、神社に併設する形でフォトスタジオを経営している。

　「この日、神社としては七夕という節句の日なので、大切な水をまつる『水まつり』を行うほか、七夕限定の御朱印を頒布する。こうした催しを通して、神社に足を運ぶきっかけになればうれしい」と鳥居南さん。

　当日は境内にキッチンカー4台、前原地区の地域包括支援センターや地区社協スタッフらによる「みたけ神社カフェ」も登場。同日が令和7年7月7日と7が並ぶ日ということもあり、同日限定の写真入り御朱印（初穂料2,000円。データ1カット付き）も用意する。

　併せて、14時～17時に「とうろうワークショップ」（1回200円）を行うほか、「水まつり」にちなんで15時から、そうめんを振る舞う。

　現在、ソラーナのスタッフが千葉県内の知人の家から竹を集め、竹灯篭を境内に用意している。当日は参加者がライターを持ち寄り、18時に点灯式を行う。「願いをのせた竹灯籠の明かりが七夕の夜を照らす。幻想的な雰囲気になるのでは」と鳥居南さん。

　雨天順延。同日は駐車場の利用不可。