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ジェラートキッチンカー「いいこと」、船橋で営業開始 旬の地元食材使う

ジェラートキッチンカー「いいこと」の冨永愛理さん

ジェラートキッチンカー「いいこと」の冨永愛理さん

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 ジェラートを主力商品とするキッチンカー「いいこと」が船橋を拠点に営業を始めて、7月23日で1カ月がたった。

笑顔で接客する冨永さん

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 同店は、船橋市、習志野市、千葉市などを中心に出店、今後は鎌ヶ谷市や四街道市での営業も予定している。食材には地元の農産物も多く取り入れ、夏のシーズンには「ひまわり畑」(習志野市藤崎)で出店するなど、地域に根ざした企画も予定している。

 店主は冨永愛理さん。冨永さんは高校で調理師免許を取得後、製菓専門学校を経て、船橋市内のレストランカフェに5年間勤務。「ジェラート作りの基礎は趣味や業務の中で徐々に培われた」という。「ロスを最小限に抑え、子育てをしながらの開業なので、仕込みの計画が立てやすいこと、季節性のある商品展開ができるものを考えてジェラートにたどり着いた」と話す。

 製造は、高根木戸のレンタルスペース「モクナ」で仕込む。自費でアイスクリームマシンを導入し、製造許可を取得した。

 低温殺菌牛乳で製造するジェラートのラインアップは現在18種類で、価格は、シングル=400円、ダブル=600円。日替わりで8種を販売し、ひだまり農園(千葉市緑区)のイチゴや瀬戸内・生口島産レモンなど、全国各地の生産者と連携。今後は船橋市産の梨やブルーベリーを使った新作もラインアップに加えていく。 

 ドリンクメニューは、自家製レモネード(450円)や、「珈琲(コーヒー)豆のおおつか」(前原西2)から仕入れた豆でいれるコーヒー(400円)、ノンカフェインのルイボスティーなどを用意。

 「季節ごとに旬の食材を使ったジェラートを届けたい。何度でも来たくなるような『いいこと』を感じてもらえたら」と冨永さんは話す。

 出店場所などの情報はインスタグラムで知らせる。

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