船橋市消防局と船橋市消防団が主催する「船橋市消防出初め式」が1月5日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で行われた。
江戸時代から代々受け継いできた「はしご乗り」の技術を披露する若鳶会(関連画像)
毎年、三が日明け最初の土曜日に行われる出初め式は、船橋アリーナのメーンアリーナを会場に満員の観客を前にして第1部「式典」と第2部「演技」の2部構成で行う。
第1部では、消防旗入場に続いて、国歌斉唱、消防殉職者に対する黙とうが厳かな雰囲気の中で行われると藤代船橋市長からの式辞、市消防団長の渡辺さんからのあいさつと続き、来賓祝辞では野田佳彦前内閣総理大臣、森田健作千葉県知事が、それぞれ消防職団員の日頃の労をねぎらった。
続く第2部では、船橋市消防特別作業協力会から「若鳶会」のメンバーが毎年恒例となっている「はしご乗り」を披露。たきのい幼稚園の園児による鼓笛パレード、消防音楽隊のドリルに合わせた日本大学習志野高校チアリーダー部「VENUS」のダンスなどが披露された後、屋外駐車場で消防局・消防団の消防車10台による一斉放水が行われた。
この日、出初め式を家族で見学に来ていた市内の男性は「毎年楽しみに見に来ている。これを見ると新年も頑張って仕事しようという気持ちになる」と笑顔で話していた。