高根台団地内にある高根台児童ホーム(船橋市高根台4)裏の松林周辺で1月25日、「焼き芋と焚(た)き火の会」が開催され、500本以上の焼き芋を振る舞い、地域住民を中心に多くの来場者が集まった。
たき火を楽しむ子どもたち(提供写真)=船橋・高根台団地で「焼き芋と焚き火の会」
主催は高根台団地自治会で、地元の青少年相談員や子ども劇場、おむすび食堂、こあらっ子幼児教室、南三咲恵町会なども共催団体として名を連ねた。
提供された焼き芋は1人1本限定で配布されたが、配布数から参加者は500人を超えると見られる。併せて、隣接する高齢者福祉施設の利用者や職員も参加し、世代を超えた交流の場となった。
同イベントは20年以上にわたり、毎冬、開催。住民の自主的な協力によって継続されている。かつては芋を泥付きのまま購入し、地域住民で洗う作業も行っていたが、現在は手間を軽減するため、洗浄済みの芋を購入している。主催者によれば、「年齢を重ねた住民も多く、準備の負担を減らす工夫を重ね、開催を続けている」と話す。
当日は焼き芋のほか、子どもたちがたき火の隣に小さな穴を掘ってマシュマロを焼くなど、「大人公認の火遊び」を楽しむ様子も見られた。地域で子ども食堂を展開する「おむすび食堂」がみそ汁を提供したほか、子ども向けのジュースも配布した。
高根台団地は1960(昭和36)年に造成・入居が始まった歴史ある団地で、地元に地縁のない入居者が多かったことから、自主的なコミュニティー形成が進められてきたという。おむすび食堂の及川恵さんは「住民一人一人が『自分たちの地域は自分たちで守る』という思いを持って活動していると聞いている」と話す。