NPO法人「童謡文化を広める会」設立10周年を記念して12月20日、船橋市民文化ホール(船橋市本町2)で「新たな旅立ちコンサート」が開催される。
日本古来の童謡文化を守り、次世代に継承してゆこうと設立された同NPO。「多くの人、多くの子どもたちに童謡を聴いてもらえる機会がまず必要」と、設立からこれまで数々のコンサートを開いてきた。
10年前にコーラスサークルから始まった同会だが、2010年には本拠地兼練習会場の「童謡文化園」(鎌ヶ谷市馬込沢2)を開設した。
「童謡文化園開設までがパート1、これからが新たな旅立ち。つまりパート2の始まりを決意して今回のコンサートを開く」と、代表の瀬川千里さん。
パート2と定めるステップでは、展示する場所や手狭になった練習場所を確保するため、童謡文化園の拡大・移転、志を同じくする仲間集めなどを目標に掲げる。
当日は、普段同園で練習しているグループごとに分かれてコーラスによる童謡を披露する。コーラスのグループは6つ。瀬川さんも創作オペラや「三田浜のおかみのセリフ」「十五夜お月さん」などの歌を披露する。フィナーレは、同園で童謡唱歌を練習する70人で迫力あるコーラスを披露する予定。
13時30分開場、14時開演。入場料は1,000円。