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習志野自衛隊で降下訓練始め-敵国からの武力侵攻を想定した設定で

ヘリや火薬を駆使した実戦さながらの訓練の様子

ヘリや火薬を駆使した実戦さながらの訓練の様子

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 陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団(船橋市習志野4)が1月12日、今年最初の降下訓練となる「降下訓練始め」を行い、多くの観客が見守る中、ヘリや火薬を駆使した実戦さながらの訓練を公開した。 

ヘリからの降下訓練の様子(関連画像)

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 降下訓練始めは毎年同団が実施する最初の降下訓練を指す。航空自衛隊航空支援集団、海上自衛隊下総教育航空群、陸上自衛隊第1ヘリコプター団、東部方面航空隊、中央即応連隊、航空学校霞ヶ浦校、第1戦車大隊、高射教導隊、12特科隊、第1校射隊の支援を受けて落下傘による降下と、ヘリコプターを使用した戦闘訓練を行い、日頃の訓練成果を披露する。

 降下訓練始めは、1969(昭和44)年にから一年間の降下訓練安全を祈る「開傘祈願祭」として部隊内で行われていたものを1974(昭和49)年から一般公開するようになった。現在は、年頭行事として防衛大臣を迎え、広く一般市民が参加するようになっており、同駐屯地の3大イベントとして重要な位置を占めている。

 訓練は、領土内の島に対して敵国の武力侵攻が行われたことを想定、陸海空の統合で空挺作戦を実施、地域の確保をするというシナリオで行われた。

 作戦には、C-130、C-1、P-3C、AH-1、AH-64など支援航空機21機や、74式戦車、10式戦車、NBC偵察車などの支援車両40両、TK砲、LAV、中距離多目的誘導弾などの火器と約300人の隊員が参加した。

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