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船橋・豊富町の直売所「味菜畑」で「食べる」復興支援-三陸の海産物を販売

三陸漁業支援プロジェクト「フルッティ ディ マーレ三陸」リーダーの風戸邦彦さん(中央)

三陸漁業支援プロジェクト「フルッティ ディ マーレ三陸」リーダーの風戸邦彦さん(中央)

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 ふなばしアンデルセン公園そばの直売所「味菜畑」(船橋市豊富町、TEL 047-456-2750)で2月22日、三陸漁業生産組合から仕入れた海産物の販売が始まった。

三陸の海産物を船橋へ届ける漁師の吉田さん(関連画像)

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 海産物を販売しているのは、三陸漁業支援プロジェクト「フルッティ ディ マーレ三陸」(船橋市芝山5、TEL 047-401-7655)のメンバー。三陸漁業の支援を三陸地域の経済復興と捉え、漁業の繁栄に貢献する事業や、漁業者を支えるために「味菜畑」の店舗内で海産物を産直供給する活動を行っている。「海から離れた船橋北部の田園地帯でカキやホタテなどの新鮮な海産物が購入できる」と利用者からも好評で、毎回売り切れになるという。3月からは毛ガニの販売を予定する。

 販売する海産物と三陸の漁師の紹介や、おいしい食べ方のレシピを掲載している「フルッティ便り」も毎月1回発行。購入するだけでなく食べることで三陸の被災地支援となるよう、情報の発信も行っている。店頭販売の他にも、海産物の注文書をあらかじめ受け付け、指定の日時に直売所で提供する仕組みも取っている。

 「フルッティ ディ マーレ三陸」の設立は、「味菜畑」の代表・飯島幸三郎さんが企画した三陸の被災地へスイカなどの農産物を届ける1泊2日のツアーに風戸邦彦さんが参加したのがきっかけ。三陸に住む被災者や漁業関係者がどんな支援を求めているのかを知るため、数回にわたりツアーに参加した。その後、風戸さんが同団体のプロジェクトリーダーとなり昨年12月、「味菜畑」で三陸の海産物の販売を始めた。

 海産物の販売日は毎週土曜・日曜(漁の状況による)。営業時間は土曜=13時~17時、日曜9時=30分~17時(売り切れ次第終了)。

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