ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)で4月6日、船橋市とオーデンセ市の姉妹都市提携25周年の記念式典が行われた。
船橋市とオーデンセ市の姉妹都市提携25周年の記念式典の様子(関連画像)
オーデンセ市との交流のきっかけは30年前の1984(昭和59)年。当時のオーデンセ市長が視察団の一員として船橋市へ来訪。その後、両市が使節団を派遣するなどの交流を経て、1989年4月6日に姉妹都市提携が結ばれた。
姉妹都市提携以降は、教育、文化、スポーツ、産業、福祉などさまざまな分野で交流を深めている。
式典では大穴中学校音楽部の琴演奏と合唱、オーデンセ音楽学校生のホルンやバイオリンなどのソロ演奏、船橋吹奏楽団の演奏が披露され、公園を訪れた市民も演奏を楽しんだ。
来賓として日本デンマーク協会総裁を務めている常陸宮殿下、華子妃殿下も出席したほか、駐日デンマーク大使やオーデンセ市第1副市長、船橋市長や市議会議長など200人余りが出席。来賓の祝辞の後、くす玉が開披され、姉妹都市提携25周年を祝った。
「第5回アンデルセン公園きりがみコンクール」の表彰式も同時に行われ、23点の受賞作品が発表された。
同コンクールは、子ども美術館名誉館長・牧野圭一さん、多摩美術大学教授・秋山孝さん、切り紙師・鈴木エリザベータさんを審査員に迎え、応募総数は過去最高の1817点に上ったという。
最も優れた作品に贈られる「アンデルセン公園きりがみ大賞」を受賞した門間祥平さんには、副賞としてデンマーク旅行が贈られた。