船橋市が地球温暖化対策の一つとして電気自動車「ふなわりくん号」を導入し、7月1日より市内での走行を始めた。
車体ドア側にもキャッチコピーと船橋の花がデザインされている(関連画像)
同市では温室効果ガスの軽減目標を達成するため、「緑のカーテン事業」や「エコ川柳の公募」などさまざまな形で市民への啓発を行っている。
今回、排ガスが出ない電気自動車を市の公用車として導入することを決定。同時に、船橋市地球温暖化対策協議会の公認キャラクター「ふなわりくん」がデザインされた公用車で市内を走行し、地球環境温暖化防止のアピールにも役立てていく。
導入台数は1台。三菱自動車の「i-MiEV」を使用し、車体には「ふなわりくん」を中心に船橋の花ヒマワリと風車(かざぐるま)がデザインされている。
前面には、ふなわりくんのキャッチコピー「ふなばしの力で“減らせCO2”!!」の文字も。テーマカラーは水色、緑、白の3色。水色は三番瀬の海を、緑は船橋の豊かな大地を、白は誠実さをイメージしているという。
一度の充電で100キロメートル走行し、電気スイッチで発動する。「船橋市本庁の公用車としているが、要望があればイベントなどで市民団体に貸し出すことも検討している」と、環境部環境保全課地球温暖化対策推進室長の辰ノ口さん。