JR船橋駅北口のペデストリアンデッキ(通称=おまつり広場)で11月26日・27日、「青森県津軽観光物産首都圏フェア」が開催された。
青森県五所川原市が中心となり「五所川原ブランド」の推進に取り組んでいる「西北五観光物産協議会」が主体となり、青森県や青森県観光連盟、船橋市、船橋市観光協会、船橋青森県人会などが後援し開催された同フェア。
船橋市在住で青森県つがる市(旧森田村)出身の七戸俊治さんが旧友から「催事に協力してくれるような場所はないだろうか」という相談を受け船橋市に提案。船橋市にゆかりのある文豪・太宰治生誕の地として知られている青森県五所川原市との接点などから同観光フェアが行われるようになり、今回で13回目を数えた。
会場には、青森県の観光物産をPRするゆるきゃら「決め手くん」も登場。「津軽半島のしじみ」や太宰治にちなんだ物産、津軽りんご、日本酒などを紹介する12ブースが立ち並んだ。特設ステージでは、立佞武多や津軽三味線の生演奏、「ふるさとクイズ」などの催しも行われた。
会場内の模擬店で「十三湖産のしじみ潮汁」を食べていた山田由香さん(51)は「仕事の帰りに通りがかったら、にぎやかで楽しそうだったので寄ってみた。(潮汁は)みそ汁などのように味がついているものよりも、シジミ本来の味がよくわかりおいしい」と笑顔を見せた。