昨年10月から建て替えを進めていた船橋市の北部公民館と豊富出張所(船橋市豊富町4)で9月21日、複合施設の完成を祝う開館記念式典が行われた。
松戸徹船橋市長や地域の代表者がテープカットを行った(関連画像)
北部公民館は1975(昭和50)年に建設された建物で、市内の公民館の中では最も古い。そのため、住民からも建物の老朽化を心配する声が上がり、今回の建て替えに至った。
式典では松戸徹船橋市長や地域の代表者がテープカットを行った。「船橋市と豊富村が合併したのが1954年。それからちょうど60周年となる記念の年に地域活動の核となる新しい施設ができたことをうれしく思う」と松戸徹船橋市長。
地元住民を代表して、豊富地区連合会会長の岩浅景一さんは「今後の地元の学習・人づくり・まちづくりの拠点として、期待と夢が広がる施設ができた」とコメント。
新しい公民館は地上2階建てで、音楽室や図書館、陶芸窯を設置した陶芸室なども新設され、子どもから高齢者まで幅広い活動ができる施設になっている。スロープやエレベーターを設けることで、バリアフリー化も図っている。
今後は併設された講堂の建て替え工事も行われ、2015年12月に全面完成する予定。