墓石や仏壇を専門に取り扱う「いしとも」(船橋市馬込町)が、葬儀や供養に関するワンストップサービスの実現を目指して葬儀の施行に進出。それに伴い、馬込沢駅前の「メモリアルプラザ」(鎌ケ谷市東道野辺7、TEL 047-490-9777)をリニューアルオープンする。
同社は40年以上にわたり、千葉県内を中心に1万件以上の建墓を手掛けてきた供養の専門会社。墓石のリフォームや仏壇の販売などから派生して葬儀のサポートまで行う総合供養サービス業を提唱し、業容を拡大してきた。
これまで葬儀や供養は、家族や大切な人を失った喪失感の中、それぞれの専門会社に仕事を発注することで煩雑な手続きを行うことが多かった。担当者や窓口が変わることで説明や手続きを繰り返し行うなど利用者にとって不便が多かったことから、利用者目線でのサービス実現を目標に掲げ、供養と葬儀に関する総合サービス業として事業展開を図る。
そうした計画に当たって、馬込沢駅前メモリアルプラザの内装などを一新。新店長の小澤進さん(40)の下で、葬儀サービスの充実を図る。小澤さんは市立船橋高校サッカー部OBで、在学時にはインターハイや高校選手権にも出場していたという。
同校卒業後、中央学院大学に進学。母校のサッカー部でコーチと監督を33歳まで務め、都内と茨城県内で葬儀サービス業に就職し経験を積んできた。
「一人の担当者が責任を持って病院へのお迎えから建墓、供養までを担当させていただくことでお客さまへの負担を軽減させるとともに、中間にかかる余計な経費をカットしトータルでの経費節減を図ることができる」と、同社代表の相澤顕次郎さん(40)。