鎌ケ谷在住で船橋市内のイベントにもボランティアとして参加しているモデルの宇山優美さん(25)が手掛けたLINEのスタンプが「youme」のクリエーター名で登録され、クリエイターズマーケットで販売が始まった。
他のスタンプを細かく分析し40種類のイラストを決定した(関連画像)
LINEスタンプは、文字だけのメッセージのやり取りにイラストを挿入し感情を
従来は有名人や人気アニメ、ゲームなどを中心にスタンプに起用された公式スタンプが流行してきたが、現在は一般ユーザーでも自分のイラストを登録し、クリエイターズスタンプとして販売できるようになった。クリエーター登録後、審査を通過することで販売が可能になる。
宇山さんは中学生時代に美術部に所属。美容専門学校で少しデザインを習った程度で、普段は趣味程度でイラストを描いているという。本業はモデルやイベントのキャンペーンガール。イラストを描くためのペンタブや、編集ソフトの使い方を高校生の妹・晴菜さんに聞きながら今回のスタンプ登録にこぎ着けた。
「自宅で飼っている4匹の猫をモチーフに、こんなシチュエーションでこんなスタンプがあったらという思いから自作のイラストを登録した」という。宇山さん自身はメールをほとんど使わず、友人や仕事のやりとりの多くをLINEで済ませるというヘビーユーザーだ。
登録にあたって、ほかのクリエイターズスタンプを研究し、よく選ばれている40種類の表現を数え出しイラスト40種類のパターンを決めた。宇山さんが好んでよく使うスタンプは、プロの完成されたものよりも思わずほっこりさせるゆるいキャラクター物が多いという。
「正月休みを使って今度はアニメーションのスタンプにも挑戦したみたい」と宇山さん。「国を超えてコミュニケーションに使ってもらえたら」とも。