京成船橋駅前コンコースとフェイスビル(船橋市本町1、TEL 047-424-7047)連絡デッキで11月29日、市内中学校特別支援学級の生徒による作業製品頒布会「ふなっこバザール」が開催された。
同イベントは、特別支援教育の理解・啓発と作業学習の一環として行われ、生徒の自主性および社会性を育てることを目的としている。今回の参加校は、船橋中、湊中、宮本中、行田中、旭中、御滝中、八木が谷中、二宮中、飯山満中、高根台中、大穴中、若松中の12校。特別支援学校・学級の生徒たちだけでなく、市内の各学校から手伝いのボランティアで生徒たちも参加、一緒になって呼び込みに精を出した。
刺しゅうを施したカバンやテーブルクロス、プランターや鍋敷きなどの手工芸品、スイートポテトやクッキーなどの食品も販売された。「本当に丁寧にきれいに作っているわね」と声を掛けながら買い物をする女性客の姿も見られた。
同日は朝から雨が降ったが、生徒たちは「いらっしゃいませ」と元気よく大きな声を出し、会場は大勢の客でにぎわいを見せた。