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船橋商工会議所がふなっしーに「ふなっしー像」贈呈 感謝の気持ちとして製作

ふなっしー像とふなっしー

ふなっしー像とふなっしー

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 船橋グランドホテル(船橋市本町7)で7月19日、「ふなっしー像」贈呈式が行われた。

記念撮影するふなっしー (関連画像)

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 船橋商工会議所が、船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」に対し、知名度と影響力によって「船橋市」の名を全国区したことに感謝の気持ちとして製作した「ふなっしー像」。

 この日、像を贈られたふなっしーは「最初、船橋の夏祭りに勝手に出演した時は、商工会議所から出て子どもたちにボコボコにされたなっし」と振り返り、「こんなに素晴らしい像をいただいて本当にうれしいなっしー」と喜びを表した。

 総アルミ製の「ふなっしー像」は、高さ22.5センチ(台座含む)、重さ4.25キロ。「ネクストエンタープラズ」(船橋本町6)が3DCADを使ってデザインした。上下360度、200枚以上に及ぶ平面写真を基に製作したという。

 ボディーは、自動車の部品製造などを手掛ける「パール技研」(旭町2)がアルミ素材を削り出して作成した。

 2年前、「ふなっしーの町おこしに感謝の気持ちを表したい」と、市内の本町通りに面した目立つ場所に等身大のふなっしー像を建てる計画があったが、観光客などに対する対応や安全面の課題や像の維持管理などで計画を断念していた。

 船橋商工会議所名誉会頭の伊藤賢二さんは「どうしてもふなっしーへの感謝の気持ちを形に残したいため、私費を投じて像を作ることにしたが、等身大となると1000万円単位のコストがかかることから、アルミの原材料費、3Dデザインと切削にかかる費用を考え、現実的な今回の像のサイズで作り商工会議所に寄付することにした」と話す。

 パール技研社長の小嶋さんは「実際に制作して現物を目の当りにしたら、人にあげるだけでなく自分でも所有したくなった。職人魂がこもった作品」と話す。「これだけ出来のいい物なので、ふなっしー以外にも寄贈したいと思い、当初予定していた1体だけでなく、商工会議所、パール技研、ふなっしーとぞれぞれの手に渡るように3体作った」とも。

 ふなっしーは「こんな細部まで再現されていて素晴らしい技術なっしー」と感心した様子を見せ、「店に飾って、多くの人に見てもらいたいなっし。船橋に来るきっかけにもなるなっし」と話す。像は今後、多くの人の目にふれるららぽーと店の店頭に飾る予定という。

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