船橋市役所(船橋市湊町2)地下1階の食堂で現在、子どもたちに人気の給食メニューを提供する「地下給食展」が開催されている。
1月24日から7日間の全国学校給食週間に先立ち行われている同イベント。これまでも給食の試食会を開催してきたが、O-157が流行したことをきっかけに一時途絶えていた。
しかし、毎年開催してきた「船橋市学校給食展」に来場する市民から、給食を食べてみたいという要望が多く上がり、今回初の試みに至った。
船橋市の学校給食は、小・中・特別支援学校の全ての学校に栄養士・給食調理員を配置し、学校独自の献立により給食調理室で温かい給食を提供する自校方式を採っている。化学調味料の使用を最低限に抑え、煮干しや昆布、かつお節でだしを取るなど、素材を生かした手作りを基本としている。
メニューは、「小松菜とほうれん草の辛し和(あ)え」「ホンビノス貝と菜の花のごまマヨ和え」など、ホンビノス貝や小松菜、にんじんなど船橋特産の食材をふんだんに使っていることが特徴。1日30食限定(600円)で提供し、連日30分ほどで完売しているという。来場者からは「中学生の時に食べた給食の味と同じで懐かしかった」「とてもおいしかった」と好評で、次回の開催がいつになるのかとの質問もあるが、「開催時期については未定」と担当者。
開催時間は11時30分~。問い合わせは教育委員会保健体育課(TEL 047-436-2870)。1月23日まで。
23日には市民文化ホール(本町2)で「船橋市学校給食展」も開催する。開催時間は9時30分~16時。入場無料。