船橋市最南端の船橋漁港(船橋市日の出1)で5月31日、市内の純米酒専門店「酒のはしもと」(船橋市習志野台4、TEL 047-466-5732)が利き酒の祭典「港の純米酒エルボー」を開催する。
同イベントは、同社がこれまでに手掛けてきた「純米酒エルボー」のスピンオフ企画。これまで船橋グランドホテルの宴会場を借り切り、約300人規模の企画として行ってきた。今回は舞台を野外の漁港とし、参加人数は3000人を予定している。
漁港ボートパークの駐車場を使用して、日本酒をメーンに取り扱う飲食店と各地の蔵元がペアになり15ブースを出店。各店オーナーは、蔵元を訪問し酒造りに懸ける思いや実際に製造している現場を見学し、酒に合ったつまみを考案する。「各店が威信をかけて酒を引き立てるメニューを提供する」と、主催の正木成幸さん。
会場入り口で入場券を猪口(ちょこ)と引き換える。会場内のブースで蔵元の酒(1杯70ミリリットル程度、400円~)を提供し、酒に合わせてつまみも1品400~500円で販売。酒は熱燗(あつかん)をメーンに用意する。
飲食店は船橋市内および近隣市の店舗をメーンに東京と大阪の有名店をチョイスしたという。「燗酒を中心に日本酒の魅力を味わってほしい」と正木さん。
今回参加する飲食店と蔵元は、以下の通り。
煮りん(船橋)×冨玲(鳥取)、本町轟(船橋)×石鎚(愛媛)、unLOC(新船橋)×秋鹿(大阪)、みをつくし(北習志野)×いづみ橋(神奈川)、a'nu(北習志野)×るみ子の酒(三重)、へちもん(京成津田沼)×日置桜(鳥取)、TOKIZUSHI(勝田台)×睡龍(奈良)、奈種彩(千葉)×鯉川(山形)、兆一(海浜幕張)×扶桑鶴(島根)、更科丸屋(東中野)×丹沢山(神奈川)、地酒やもっと(大塚)×辨天娘(鳥取)、日本酒虎の穴(神田新八・にほん酒や合同)×神亀(埼玉)・十旭日(島根)、葉〆(門前仲町)×杜の蔵(福岡)、市松(大阪新地)×竹鶴(広島)、竹泉(兵庫)バー、船橋市漁業協同組合ブース。
チケット料金は、前売り1,000円、当日1,200円。参加各店と主催者の酒のはしもとで販売する。