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千葉県現代産業科学館で「はやぶさ」帰還カプセルの実物展示

実物大「はやぶさ」模型の前で記念撮影をする来場者ら

実物大「はやぶさ」模型の前で記念撮影をする来場者ら

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 千葉県現代産業科学館(市川市鬼高1)のサイエンスドームで1月10日まで、企画展「帰ってきた小惑星探査機はやぶさ」として実物の帰還カプセルが展示されている。

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 会期中、「はやぶさ帰還カプセル」や「パラシュート」などの実物を展示しているブースと「はやぶさ」などについての紹介パネルを展示しているブース、実物大の「はやぶさ」模型を展示しているコーナーなどに分けて展開。

 「帰還カプセル」の展示会場では30枚を超えるパネルで「はやぶさ」プロジェクトについて詳細に説明しており、「はやぶさ」に関する事前知識がなくても企画展を楽しむ事ができるように工夫を凝らす。

 サイエンスドームで上映されている「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は、プラネタリウムの全天周型スクリーンをいっぱいに使った大型映像で、「はやぶさ」が地球に帰還し壮絶な最後を遂げるまでの物語を「はやぶさ」を擬人化することで表現したもの。上映時間は約45分。同映像は、全国のプラネタリウムなど同様の全天周型スクリーンを持つ教育施設などで主に上映されてきたが、同館での上映は初となる。

 同映像の上映時間は各日10時~、13時~、15時30分~の3回。1月8日の午後はJAXA職員で「はやぶさ2」プロジェクトマネジャー吉川真さんによる講演会「新たなる挑戦-『はやぶさ2』にのせる夢-」(事前予約制・予約受け付けは終了)が行われるため上映は行わない。

 この日、企画展を訪れた山浦功太郎くん(9)は「将来はJAXAで働きたい」と目を輝かせ話していた。

 1月中の休館日は月曜と13日。期間中の入場料は、一般=500円、高校・大学生=250円。

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