船橋駅北口から東葉高速東海神駅へ向かう路地の一角に6月9日、「串焼酒場 鳥汰(ちゅんた)」(船橋市本町7、TEL 047-409-1293)がオープンした。
店主は赤荻隆敏さん(38)。「酒楽場ごうにい」や「串焼きざんく」などで経験を重ね、働き始めた当初からの夢をかなえ自分の店をオープンした。
店名は焼き鳥の「鳥」と、赤荻さんの2人の子どもの名前に「汰」がつくことから夫婦で付けた。「鳥を『ちゅん』と読むところが面白い」と来店客からも好評だ。
店舗面積は約9.5坪。昭和のレトロな雰囲気が漂う店内には、カウンター5席を含む17席を用意。店内の一角にブロック塀を使い、昭和を思い起こさせる雰囲気の中でゆっくりくつろげる空間を演出した。流れる音楽も昭和の流行歌で、昭和世代が思わず口ずさみたくなる選曲だ。
一本一本丁寧に毎日串刺している串焼きは、ガスと炭を併用して焼くことで風味をつけることにこだわっている。ねぎま、もも、はつ、せせり(以上150円)などのほか、生からじっくりと焼き上げる軟骨入りのつくね(240円)は、食感がいいと好評だという。船橋市場で毎朝仕入れる、新鮮な魚を使った日替わり料理も提供する。
「大きなちょうちんが目印。子どもも大歓迎なので、家族みんなで食べに来てほしい」と赤荻さん。
営業時間は17時~翌1時。日曜定休。