プロ野球・日本ハムファイターズのファームグラウンド「ファイターズタウン鎌ケ谷」(鎌ケ谷市中沢)に新規入団選手が入寮し、1月14日、新入団選手6人の歓迎式典が行われた。
ファイターズタウン鎌ケ谷は入寮設備の完備されたファームグラウンドで、北海道日本ハムファイターズに入団すると、選手は鎌ケ谷市に住民票を移し鎌ケ谷市民として新生活をスタートさせる。新入団選手は歓迎式典の中でファンや市民の前で「住民票」を市長に直接手渡し、鎌ケ谷市民となる取り組みを昨年から開始した。
同式典では、住民票の提出以外にもファンとのふれあいイベントや、「手形」の取得などを通じて選手をファンに披露する。「手形」は、東武野田線と新京成電鉄の乗り入れ駅「新鎌ケ谷駅」に展示されており、昨年入団した斉藤佑樹投手のものも展示されている。今年入団の6選手は2月下旬ごろから掲示予定。
この日、入団歓迎式典を迎えたのは松本剛選手、石川慎吾選手、近藤健介選手、森内壽春選手、上沢直之選手、大嶋匠選手の6選手。このうち、上沢選手は千葉県松戸市出身。
式典が一通り終わると地元野球チームに所属する女子小学生選手から6選手へ花束が贈呈された。選手に花束の贈呈を行った梶井明日香さん(12)は「日本ハムの選手はテレビでよく見ている。今日は、「選手に直接会えたのが一番うれしい」と笑顔で話していた。
この日、会場には招待されたファンを含め約1200人が駆け付けた。