天沼弁天公園(船橋市本町7)で10月11日、肉料理メーンの飲食イベント「ふなばしミートフェスタ」が初開催される。
同日開催の野外音楽祭「ふなばしミュージックストリート」メーン会場内で開く同イベントは今回が初めて。船橋市と鎌ヶ谷市から6店が出店し、肉好きだけでなく、変わり種の肉を食べてみたいというマニア心もそそる出店陣容となっている。
当日の参加店と販売する肉料理は、和牛ずし=「創作鉄板・ステージ 粉者」(本町1)、和牛サイコロステーキ=「FOOD'S BAR unLOC」(本町1)、米沢一番育ち豚トンカツ串=「定食そ。(そまる)」(南本町8)、希少マグロアゴ肉からあげ=「海旬まぐろ市」(本町4)、タイ風ソーセージと牛タン焼き=「アジア食堂ジェーン」(本町2)、クロコダイル肉とパクチー炒め=「ピルグリムキッチン」(鎌ケ谷市)。
酒類は、生ビール、ワイン、テキーラなど。メニューは原則現金販売だが、肉料理は同日開催の食べ歩きイベント「ふなばシル!!」チケットにも対応する。
船橋のまちおこし企画に尽力し、今年4月8日に急逝した故・皆川祥延さんと同実行委員会メンバーの友情から生まれたという同イベント。メンバーの一人は「皆川さんは『肉まつり』と題した異業種交流会で、船橋の将来について語り合った戦友だった」と振り返る。
メンバーたちは、おなかいっぱいおいしい肉を食べてみんなで語り合う「肉まつり」を、市民全体で楽しめるフェスイベントに昇華させることで皆川さんの遺志を引き継ごうと考えたという。
「メンバーの意識は、イベントオリジナルTシャツに描いた皆川さんのサインと『ムフーッ』の顔文字に集約されている」とも。皆川さんが生前、友人とのやり取りの際に多用したという同文字を、皆川さんと親交のあった人であれば誰もが気が付くようTシャツ胸部にプリントしている。
開催時間は10時~17時。