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船橋産ナシの味自慢コンテスト-131農家が出品、高齢者施設へ寄付

131件のナシ農家が今年最高のナシを出品

131件のナシ農家が今年最高のナシを出品

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 JA市川市船橋支店(船橋市市場2で8月18日、市内産ナシのナンバーワンを決める「ナシの味自慢コンテスト」が開催された。

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 船橋市内の高齢者福祉施設へその年のえりすぐりナシを寄付してきた同支店。「せっかく施設に差し上げるのであれば、より品質の高いものを食べていただきたい」(JA市川市広報)と、2002年から行っている。

 1次審査では糖度を計測。2次審査で外観について、色、形、大きさなどの要素からチェックする。3次審査では上位8点に絞り、JA市川市や船橋市役所、船橋市中央卸売市場などから選ばれた5人の専門家と、市民から選ばれた10人の生活モニターが実際にナシを食べ、食味などを審査する。

 船橋市果樹園芸組合の青山俊平組合長によると、「今年のナシは出来栄えが良く、例年に比べ糖度も高い」という。ナシの味自慢コンテストに審査員として参加していた同市経済部の福田幸雄部長は「先の8月3日に行われた県の放射線量検査では、船橋産のナシからは放射線が『検出されず』と判明した。1年間手塩にかけて育ててきたナシのおいしさを思う存分味わってほしい」と話す。

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