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「小松菜ハイボール」-西船橋産野菜でレシピ開発、13店で提供へ

レシピを考案した西船橋のホルモン焼き店「フナバシ屋」の小林さん

レシピを考案した西船橋のホルモン焼き店「フナバシ屋」の小林さん

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 西船橋で居酒屋8店舗を経営する山商グループ(船橋市西船1)に西船橋産の小松菜を使った「小松菜ハイボール」が登場し、同チェーン店の「フナバシ屋」(西船4)で関係者を招いた試飲会が行われた。

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 「小松菜ハイボール」は、ウイスキーに小松菜ペースト、グレープフルーツシロップにレモンを添えたもの。「試作初期のものはジュースのように甘かった」と試飲に協力した男性。構想から実際の試作品が完成するまでに約2週間を要し、数十回の試行錯誤を重ねたうえでレシピが完成。同日の試飲会に至った。

 試飲会を訪れた港湾関係勤務の男性は「爽やかで飲みやすい。グレープフルーツの爽やかさが後を引く」と笑顔で話す。一方、この日の試飲会で初めて「小松菜ハイボール」を飲んだ小松菜生産者の男性は「飲みやすくておいしいが、小松菜の味があまりしなかった」と少し残念そうな表情を浮かべる。

 レシピを開発した同店の小林さんは「小松菜を愛している地元の方に向けて裏メニューの『小松菜ハイボールZ』も用意している」と笑みを見せる。「Z」は、ウイスキーと小松菜ペーストの量を2倍にし、小松菜の青みとアルコール感が強いという。ネーミングの由来は、「行きつく所まで行った、小松菜を堪能できるハイボールから来ている」

 小松菜ハイボールのレシピは公開し、2月28日から西船橋駅周辺の居酒屋など飲食店を中心とした13店で提供を始める。

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