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船橋産小松菜を使用した「船橋のピッツァ」、船橋の専門店が提供開始

「船橋のピッツァ」をメニュー化した吉田雅昭さん

「船橋のピッツァ」をメニュー化した吉田雅昭さん

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  船橋のピザ専門店ピッツェリア・コンパーレ・コマーレ(船橋市湊町2、TEL 047-406-3719)が11月20日、西船橋産の小松菜をピザ生地に使った「船橋のピッツァ」の提供を始めた。

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 国道14号線沿いの船橋市役所入口交差点脇に立地する同店は、ランチタイムには近隣の主婦やOLでにぎわいを見せる同店。店舗面積は18坪。客席数は店内28席、テラス席4席。

 食事に訪れた船橋商工会議所職員から「西船橋の小松菜」がブランド化し、さまざまな料理を展開している話を聞き付け、10月にオープンした「ふなっこ畑」(行田3)を訪問し、「小松菜パウダー」を仕入れた。「ふなっこ畑に貼ってあった小松菜の栄養成分に注目した。これだけ栄養価の高い食材だったら使ってみよう」とメニュー化に踏み切ったという。

 これまでにも小松菜を使ったメニューを提供したことはあったが、「小松菜パウダー」を使うのは今回が初めて。「船橋のピッツァ」では、生地に練り込む形で使う。パウダーを練り込む事でピザ生地にも多少の変化が見られ、「生地が少し伸ばしにくくなったが、お客さまからは『もちもちとした食感でおいしい』と評判は上々」と店主の吉田雅昭さん。ベースとなるソースは「トマトソース」と「クリームチーズ」の2種から選べる。

 「船橋のピッツァ」を開発し、ディナーメニューとして提供を開始したことをツイッタで配信したところ、これを見た西船橋の小松菜農家・平野代一さん(53)がピザの試食に訪れた。「こういう形で地元の農産物を使ってもらえてうれしい」と平野さん。

 これまでディナーメニューのみで提供してきた「船橋のピッツァ」は12月1日から、ランチタイムでも提供する。グランドメニュー全てが、追加料金105円で「船橋のピッツァ」を選択する事ができるようになる。吉田さんは「うちの看板商品になるように頑張ってPRしていく」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分(ランチ)、17時30分~22時(ディナー)。

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