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船橋のイチゴ農家が「いちごシャーベット」-ジェラート店とコラボ

構想から2年かかったいちごシャーベットには通常使う3倍のイチゴが入っている

構想から2年かかったいちごシャーベットには通常使う3倍のイチゴが入っている

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 西船橋駅と下総中山駅の中ほど、総武線の線路沿いに位置するイチゴ農家「石井農園」(船橋市二子町)でオリジナルの「いちごシャーベット」の販売が始まって2カ月がたった。

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 2月上旬に販売を開始した「いちごシャーベット」は、販売開始から4日間で初回生産の200個を完売。「リピーターの方がすごく多い」と石井さん。

 イチゴの生産は石井農園だが、シャーベットに加工しているのは松戸市内を中心に展開している「アルトポンテ」(松戸市)。2010年、ふなばしアンデルセン公園に出店していた同店のジェラートを食べ、これに感服した石井さんが、自社のイチゴでつくったジャム(コンポート)を持ち込み、商品化を依頼した。

 構想から2年をかけて商品化に成功したのは今年2月上旬。昨年は東日本大震災やイチゴの種類などで調整に手間取ったが、販売開始から2カ月を経て口コミで話題が広がっているという。

 「カチカチの時よりも少し柔らかくなったころがおすすめの食べごろ」とほほ笑む石井さん。自家製のイチゴをアイスクリーム化することを長年夢見ていたという。アイスクリームの種類は通常アルトポンテで使う量の3倍のイチゴ使っている「いちごシャーベット」と、石井農園のイチゴに牧場のミルクを使った「いちごミルク」の2種類。

 現在は、レギュラーサイズ(145ミリリットル、350円)に加え、ホームパック(500ミリリットル)、業務用の4リットルサイズも販売する。

 営業時間は10時~。閉店時間は時期によって異なる。月曜定休。

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