ショッピングモール「ビビット南船橋」(船橋市浜町2)1階に10月4日、食の専門店街「南船橋食小路(タベコミチ)」がオープンした。
対面販売を重視したクォリティーの高い商品を販売、ワンランク上の商品構成が受けている(関連画像)
食小路は、約200坪の売り場に青果・生鮮・精肉・グロサリー・総菜の5業種から食の専門店を集め、多様化する食のニーズに対応できる専門店を目指して開店した。試食や対面販売、少量の切り売り対応、調理方法のアドバイスなどのサービスも充実させ、既存のスーパーマーケットとの差別化を図る。
今回出店したのは、ころくや(青果)、さかなや旬(鮮魚)、肉処牛蔵(精肉)、foodway(グロサリー)に加え、サラダキッチン(サラダ量売り)、ハイカラ亭 (空揚げ)、勝将(とんかつ)、美味亭(弁当)、旬菜バイキングなどの総菜5店という顔ぶれ。
同施設広報担当者は「初日の来館者数は前年同日比300%を超え(4日10時~11時の1時間)、今後、集客の目玉として期待している」と話す。
鮮魚部門を統括する鮮魚卸売業の旬(神奈川県厚木市)の対比地高雄社長は「初日の売り上げはほぼ予定通り。高額商品を購入してくださるお客さまもいらっしゃる」と笑顔を見せた。鮮魚部門の初年度売上目標を「3億円を見込んでいる」という。
精肉部門を統括するのは、福岡市内でスーパーなどを経営するハイマート。店舗運営部次長の西貴光さんは「思ったより集客が少ないかもしれない。初日の売り上げ見込みは1,000万円。まだ始まったばかりいろいろ試していく」と気を引き締める。
この日、同施設を訪れた市内浜町在住の20代主婦は「いろいろと目移りして買い物が楽しい。しばらくはいつものスーパーよりもこちらに足が向きそう」と期待を寄せる。
食小路全体としての初年度売り上げは約12億円を見込む。
営業時間は10時~21時。