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こどもの日に「船橋アリーナこどもフェスタ」 ミニSL搭乗や施設無料開放など

ミニSL搭乗体験を楽しむ来場者

ミニSL搭乗体験を楽しむ来場者

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 船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で5月5日、中学生以下の子どもとその家族が同施設を無料で利用できるイベント「船橋アリーナこどもフェスタ」が開催され、約3000人の来場者でにぎわいを見せた。

スーパーダッシュなど3種目にチャレンジできる「スポーツチャレンジ」=こどもの日に「船橋アリーナこどもフェスタ」

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 同イベントは、ふなばし健康スポーツパートナーズが主催し、船橋東警察署や防災コミュニティーネットワーク、アースドクターふなばし、アーチェリークラブ射楽などと連携して5月5日の「こどもの日」に合わせて毎年、開催している。

 同日、中学生以下の子どもとその家族は、トレーニング室、温水プール、バドミントン、卓球などの利用が無料に。その他、習志野鐡道倶楽部による「ミニSL」、防災コミュニティネットワークによる「起震車」、船橋東警察署による「警察車両」の搭乗体験、アースドクターふなばしによる「こどもエコ体験」、ストライクナインやフリースローチャレンジができる「スポーツチャレンジ」など多くのイベントが行われ、幅広い世代が参加した。

 毎年子どもたちに人気があるミニSL搭乗体験では、電気と蒸気の車両各2台が走り、列を並び直して何度も乗る子どもの姿も。習志野鐡道倶楽部の佐藤中一さんは「コロナ禍が落ち着き活動が増えてきて、町会の祭りや小学校のバザーでも走らせている。今日は日大の大学生やOBも手伝いにも来てくれて、学生と一緒にこうした活動が続けられるのは楽しい。子どもだけでなく、親御さんの楽しそうな姿を見るのもいい」と話す。

 アーチェリー体験も毎年人気で、今回も午前中で定員に達したため受け付けを終了。スタンプラリーも午前中だけで500人以上が参加した。

 近所に住むという家族連れの主婦は「白バイに初めて乗った。子どもも喜んでいたが、私も楽しかった」と笑顔で会場を後にした。

 卓球台の台数を増やすなど、昨年より規模を拡大して開催したという同イベント。今回は習志野台にあるレンタル棚・雑貨販売「Tanaya」(習志野台2)などに出店しているハンドメード作家の作品販売や、同施設近くにある「SIUNAUS SWEETS(シウナススイーツ)」(習志野台3)や「MOTO CURRY」(習志野台2)などのフードメニューを販売する「手作り市」も開いた。

 船橋アリーナの武永康博館長は「イベントがこれまであまりなかったので、せっかくなら近隣の方たちと一緒に盛り上げたいと思って声をかけて『手作り市』も実現した。子どもから大人までが楽しめるイベントになればうれしい」と話す。

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