船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で5月15日、バスケットボール男子「日本生命 B.LEABUE CHAMPIONSHIP 2022-23」(以下、CS)のクォーターファイナル(準々決勝)、千葉ジェッツふなばし(以下、ジェッツ)対広島ドラゴンフライズ(同、広島)第3戦が行われた。接戦の末、96-91でジェッツが準決勝へと駒を進めた。
「千葉ジェッツ」CS準決勝進出 再び船橋アリーナでアルバルク東京と対戦へ
5月13日に行われた第1戦は70-72でジェッツは黒星発進、14日の第2戦は98-69と快勝した。準決勝進出を懸けた第3戦は夜の試合となり、会場には仕事終わりで駆けつけた人の姿も多く見られた。平日開催ながら、4000人を超える来場者があった。
試合序盤はジェッツがリードを保ち、クリストファー・スミス選手やジョン・ムーニー選手の3ポイント(P)シュートで勢いに乗ったまま後半へ。
第3クオーターでは広島が追い上げ、一時は1点差まで迫られたシーンもあったが、富樫選手がプレーで魅せると、再びジェッツに流れを取り戻した。佐藤卓磨選手も得点を重ね、ブースターからは卓磨コールが沸き起こった場面も。広島が点差を縮めるも、それまでのリードに助けられ、ジェッツが96-91で勝利した。
同日、富樫選手はアシストだけでなく19得点を上げる活躍ぶりを見せ、ジョン・ムーニー選手はシュート9本中9本全てが得点ゴールとなり、100%の確率でゴールを成功させた。
試合終了後、自然とジェッツブースターからは「広島!広島!」と応援コールが沸き起こり、温かい雰囲気に包まれた。
試合後のインタビューで、パトリック監督は「セミファイナルはアルバルク東京と戦う。セミファイナルも、ぜひ応援してください」とあいさつし、富樫選手も「アルバルクも赤だから、来週は会場が真っ赤になるでしょう。応炎を、よろしくお願いします」と続けた。
セミファイナル(準決勝)も会場は船橋アリーナとなる。20日は17時5分試合開始、21日・22日は19時5分試合開始。セミファイルも2戦先取で決勝進出となる。