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船橋駅近くに「大衆バルにくまん」 肉料理やシューマイ、冬はフレンチおでん

店主の金田隆佑さん(右)と川崎剣さん

店主の金田隆佑さん(右)と川崎剣さん

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 京成船橋駅から徒歩1分の裏通りにある「肉特化型酒場大衆バル29man(にくまん)」(船橋市本町1、TEL050-8884-3886)がオープンして1年がたった。

天井が高く、明るい雰囲気の店内=船橋駅近くに「大衆バルにくまん」

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 店主は、二宮小学校、二宮中学校出身の金田隆佑さん。「自分の店を持ちたいという夢が10代の頃からあった」という金田さんは、都内を中心に和食やバル、ビストロなどを展開している「魚金グループ」(本社=東京都港区)で4年間働き、ホールや新店の立ち上げなどに携わった。その後、地元船橋で店を持ちたかったことから船橋駅北口の「船橋ワインバル八十郎商店」(本町5)や「船橋ワイン食堂862」(本町4)で経験を積み重ね、独立した。

 店名は、「肉が好きなことと、高校時代からの友人の川崎剣さんと男2人で立ち上げたので、man(マン)にした」という。

 約22坪の店内は、カウンター席8席とテーブル席30席を用意。オープンキッチンのある広々とした店内は、あたたかみのある白の壁と木材の家具を使い、明るく開放的な雰囲気。

 「自分が食べたいものをいくらで食べたいかを考えて、メニュー作りと価格設定をしている」と金田さん。「特に肉にはこだわり、手軽においしい肉を味わってほしいので、利益を考えずA5ランクの『黒毛和牛のロースト』(1,980円)を用意している」と話す。

 メニューは、「自家製クリームチーズ豆腐」(580円)や「厚切りパテカン」(780円)、「厚切り牛タンのオーブン焼き」(1,480円)、「ペコリーノチーズの檸檬パスタ」(1,080円)などの定番メニューのほか、「トウモロコシのかき揚げ」(580円)や「鶏せせりとナスの麻婆アヒージョ」(780円)など季節限定メニューも用意する。野菜は地元の友達が働いているという船橋市場から仕入れている。

 5~10月は「コーンチーズ焼売」や「紅ズワイガニ焼売」(各550円)などの「蒸す」メニュー、11月~4月は「フレンチおでん」になる。「フレンチおでんは店をオープンする時から絶対にやりたいと思っていたメニュー」と話す。そのため店名のロゴにはおでんのマークも。

 ドリンクメニューはクラフトビール(600円)、ビール(500円)、ハイボール(480円~)などの定番メニューのほか、自家製レモンシロップを使った「酸っぱいレモンサワー」「大人ほろにがレモンサワー」などのレモンサワー(480円~)、エスプーマを使ったカクテルや桝に入った「桝スパークリング」(680円)なども。

 「ほとんど自家製なので、2人でずっと仕込みをして料理をしている」とほほ笑む金田さん。「毎月メニューが変わるのでいつ来ても楽しんでもらえると思う。11月から提供するフレンチおでんも是非味わってほしい」と話す。

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