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「まいぷれ」が船橋市の産品をカタログギフトに 市内外に販売開始

披露会に参加した関係者ら = 「まいぷれ」が船橋市の産品をカタログギフトに

披露会に参加した関係者ら = 「まいぷれ」が船橋市の産品をカタログギフトに

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 船橋市に本社を置き全国的に地域情報サイト「まいぷれ」を運営する「フューチャーリンクネットワーク」(船橋市西船4)が「まいぷれのカタログギフト」の販売を始め、11月20日、コミュニティースペース「まいぷれBASE」(船橋市西船4)で完成披露した。

ギフトとして扱われている実際の商品の一部 = 「まいぷれ」が船橋市の産品をカタログギフトに

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 同社は、「まいぷれ」運営に加え、地方行政と連携してたまちづくり事業、ふるさと納税事業の受託など地方創生を生業としている。地域の産品を紹介する中で「魅力的な商品ではあるものの地域外ではまだまだ認知度が低い商品などが、販路や知名度がないことで人目に触れる機会が少ない状態を改善したい」と、かねてからカタログギフト事業に目を向けていた。

 今年3月、千葉県の産品20種類から選べるカタログギフト「まいぷれのご当地ギフト」を商品としてリリース。7月には千葉県の150周年に合わせた「チーバくんのカタログギフト」もリリースすると、6カ月で600セットを販売したという。

 地域に特化したカタログギフトの潜在的なニーズが明らかになり、さらに地域を限定した市町村単位のギフトを「本社を構える船橋市で実現しよう」と準備を重ねてきた。

 船橋市のギフトは25品を選出。商品はカード形式で紹介し、パッケージに同封されているはがきの枚数が、選択できる商品の数となる。

 申し込みは、はがきを投函する方法とウェブで申し込む方法から選択できる。現在の千葉県版カタログギフトは県外在住の千葉県出身者や県内住民が出張時に手土産として活用しているという。

 「23年前の創業当時、千葉都民と呼ばれるほど地域愛や思い入れが薄いと感じられた船橋市。問題意識が薄く、難易度が高い船橋だからこそ実現したい。ここから日本を変えていくチャレンジをしようと創業し、今も船橋に本社を構えている。船橋の高校を卒業していることもあり、この街に強いこだわりがある。我々が船橋を外に紹介するという意識でギフトを作った」と石井丈晴社長。

  公式オンラインショップ、東武百貨店船橋店のギフトコーナー、船橋市観光協会、船橋駅前インフォメーションセンターのほか、「ぐるっと千葉」を編集・発行する「ちばマガジン」、船橋市観光協会で扱うほか、インフォメーションセンターを店内に置く「セブン-イレブン船橋駅南口店」ほか4店舗のセブン-イレブンを経営する「ホエル」が販売代理店として販路開拓に協力する。

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