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船橋・金杉にすし店「鮨 輝」 地元樹脂メーカーが新業態、一品料理も

板前の岩澤崇史さんと店主の高橋徳昭さん(左から)

板前の岩澤崇史さんと店主の高橋徳昭さん(左から)

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 「鮨(すし) 輝(かがやき)」(船橋市金杉4)が5月1日、新京成線滝不動駅から徒歩約13分の場所にオープンした。

高橋さん自ら仕入れたマグロを使う=船橋・金杉にすし店「鮨 輝」 地元樹脂メーカーが新業態

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 店主は、金杉小学校、高根中学校出身の高橋徳昭さん。高橋さんは隣接する「船橋樹脂工業」(金杉7)の社長も務める。「この辺りは飲食店が少ないエリア。ちょうど隣の土地が空いたので、飲食店は初めてだが自分自身すしが好きなのですし店にして、近所の人も集まれる場所にしたかった」と経緯を話す高橋さん。

 店名の「輝」は、高橋さんの妻・輝美(てるみ)さんにちなんで名付けたという。

 外観は、石畳と木製のドアが特徴で、店内は、グレーと木材を基調としたモダンな雰囲気に仕上げた。カウンター9席と掘りごたつ式の6人がけテーブル2卓を用意する。

 板前は、10年以上フランス料理のシェフとして働いた経験を持つ船橋市出身の岩澤崇史(たかし)さん。地元で地域の人が気軽に来られるような居酒屋を開きたいと、和食の店で働きながら店舗を探す中、知人の紹介で高橋さんと出会ったという。「これまでの経験を生かし、創作おつまみも提供している」と岩澤さん。

 メニューは、船橋市場から仕入れる新鮮な魚を使った「造り1人前」(1,628円)や「握り」(165円~)など。マグロは高橋さん自ら仕入れる。「自家製クリームチーズのみそ漬け」(580円)や「揚げ出し豆腐」(680円)、「すき焼き風肉豆腐」(880円)などのほか、子ども向けのポテトなどの一品メニューもそろえる。ドリンクメニューは、ビール、焼酎、日本酒、ワインなど。

 高橋さんは「素材にはこだわっているが、価格は地元に合わせているのでリーズナブルに楽しんでほしい。町会の集まりや家族の集まりに利用してもらい、地元に愛される店にしていきたい」と呼びかける。

 営業時間は17時~23時。火曜定休。

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