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高根公団「洋食堂バル369」が1周年 元バーテンダーこだわりの酒も

店主の鈴木広行さん=高根公団「洋食堂バル369」が1周年

店主の鈴木広行さん=高根公団「洋食堂バル369」が1周年

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 新京成線高根公団駅北口から徒歩3分の場所にある「洋食堂バル369(ミルク)」(船橋市高根台1)が6月8日で1周年を迎えた。

店頭に地元コラボのキッチンカーが登場するイベントも開催する=高根公団「洋食堂バル369」が1周年

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 同店を営むのは鈴木広行さん・明子さん夫婦。佐倉市出身の広行さんは、県内各地のホテルや街場の飲食店、バーでバーテンダーとして経験を積んだ後、自宅近くの高根台に同店を開業した。

 カウンター4席、テーブル席24席の計28席を備える店内は白と緑を基調とし、店名の由来となった夫婦の飼い猫の写真や猫をモチーフとしたインテリアグッズを並べる。「洋食堂」には、フレンチやイタリアンなどの枠にとらわれず、広行さんがおいしいと思ったものを提供し、「ラフに楽しんでほしい」という思いを込める。

 メニューは、ランチセット(前菜盛り合わせ、サラダ付き)や、生麺を使ったモチモチとした食感のパスタ(以上1,200円~)、「国産リブロースのグリル」(2,500円)などのほか、元バーテンダーの広行さんが「こだわって選んだ」というアルコールメニューもそろえる。ワインは取扱店が限られている希少な「マキコレワイン」を、日本酒は「その時期に最も良いと思うもの」を仕入れているという。「珍しい酒が多く、同じ酒の再入荷は難しい。一期一会の出会いを楽しんでほしい」と広行さん。

 ランチに4~5回訪れているという女性客は「来る度にメニューに変化があり、一年間楽しませてもらった。前菜のごぼうのフリットが特にお気に入り」と話す。

 1周年を迎え、「バルとしての営業にも力を入れていきたい」と話す明子さん。「夫婦2人でやっているので料理提供に時間がかかることもあるが、その分時間制限を設けておらず、何時間でもゆっくりしていただける。近所の子育て中のママが気分転換にと夜飲みにきてくれることもある。ぜひ夜も遊びにきてほしい」とも。広行さんは「これからもおいしいものを提供し続けられるよう、精進していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11~15時、18時~23時。月曜夜と火曜定休。

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