船橋市と船橋市教育委員会が主催する「令和7年船橋市成人式」が1月13日、船橋アリーナ（船橋市習志野台7）で開催され、同時にユーチューブ配信も行われた。

再会を喜ぶ元行田中学校サッカー部のメンバー

　船橋市の今年の成人式対象者は6284人。平成16（2004）年4月2日～平成17（2005）年4月1日に生まれた人が対象。今年の成人式のテーマは「船橋から世界へ！　いざ、出航」。「新成人の明るい未来を願って船橋から好きな『世界』へと自分の力で進んでいってほしい」という思いを込める。

　今年も中学校区によって11時30分～と15時～の2回に分けて開催。各部の式典前半は市長あいさつや来賓祝辞など、後半は毎年恒例の「二十歳のアピール」が行われた。

　松戸徹船橋市長は「いろいろな人とつながりを持ちながら、視野を広げて大きく前進することを願っている」と参加者にエールを送った。

　ふなっしーや谷川航選手・橋本大輝選手・萱和磨選手（体操男子日本代表）、富樫勇樹選手（千葉ジェッツふなばし）ら船橋にちんだ有名人・キャラクターからの祝福メッセージも上映された。中学校の恩師からのメッセージは船橋市のホームページで公開されている。

　恒例の「二十歳のアピール」は、成人式を迎える人を対象として事前に募集し、今回は1部・2部各5組が出演。さまざまな中学校出身から成る吹奏楽メンバーによる演奏やソロでの歌唱、アンサンブル、スピーチなどが披露され、最後は「REDA舞神楽」のよさこいで会場内を盛り上げた。

　式典の最後には主催者、来賓、出演者がステージに上がり、毎年恒例の会場全員で行う「船橋成人手締め」で幕を閉じた。

　看護師を目指しているという三田中学校出身の中條さんは「一つ一つ大人としての自覚を持って、やりたいことに向かって行動していきたい」と話し、三山中学校出身の澤登さんは「大人としての自覚を持って行動していきたい」と新成人としての目標を話した。