![「Cream D」の店舗外観。ドーナツは全て店内で手作りする](https://images.keizai.biz/funabashi_keizai/headline/1739436790_photo.jpg)
生ドーナツ専門店「Cream D(クリームディー)」(船橋市本町3)が京成船橋駅から徒歩7分、国道14号線沿いにオープンして、2月7日で2カ月がたった。
店主の杉原凜さんは、これまで東京・神奈川・茨城でスイーツ事業をフランチャイズ形式で展開してきたが、自身のオリジナルブランドを立ち上げたいという思いから同店を開いた。「生ドーナツにした理由は、スタッフに元パン職人や元パティシエがいて、その知識を生かしながら、新しい挑戦ができると思ったから」と杉原さんは話す。
同店の生ドーナツは、生地の水分量が多く、「もっちりとした食感が特徴」だという。北海道産小麦「キタノアカリ」を使い、水の代わりにバター・牛乳・卵をたっぷり使うことで、「ふんわりとしながらも、もっちりとした食感に仕上がる」と杉原さん。「生地にカボチャを練り込むことでしっとり感もプラスしている。ふんわりしながらも、もっちり感としっとり感を同時に味わえる」と自信を見せる。
クリームには、北海道産生乳100%の生クリームを使い、「濃厚でコクのある味わい」に仕上げたという。「ドーナツとの相性を考慮し、重すぎず最後までおいしく食べられるよう、クリームごとに配合を調整している」とも。
販売商品の中で特に人気だというチョコレートクリームは、「カカオの含有率を何度も試しながら最適なものを選び、生クリームやグラニュー糖も1グラム単位で調整して作り上げた」という。
グランドメニューには、チョコレート(450円)、チーズ、ストロベリー(以上390円)など全11種類を用意。杉原さんは「今後は期間限定商品も考えている」と話す。
「生地もクリームも一つ一つ試行錯誤を重ねて作り上げたので、味には自信がある。これまでに食べたことのないような新しい食感を、ぜひ体験してほしい。この味をさまざまな地域の方々に楽しんでもらいたいので、今後は関東を中心に店を増やしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は12時~19時。