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船橋駅周辺で「未来の船橋フェスティバル」 職業体験や森沢明夫さんの講演も

森沢明夫さんによる講演会の様子

森沢明夫さんによる講演会の様子

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 船橋駅北口エリアで5月17日、小説家・森沢明夫さんによる講演会やキッズ職業体験、クラフトビールの試飲イベントから成る「未来の船橋フェスティバル」が開催された。

「あおぞらビール」乾杯式を彩った天沼公園会場の実行委員会メンバー

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 会場は船橋情報ビジネス専門学校、天沼弁天池公園、おまつり広場(船橋駅北口ペデストリアンデッキ)の予定だったが、当日は暴風雨の予報が出ていたため、規模を縮小しての開催となった。主催はふなばし街づくりプロジェクト。

 船橋情報ビジネス専門学校の会場では、午前中は森沢明夫さんによる講演会が行われ、約60人が集まった。森沢さんは葛飾小学校・中学校を卒業。代表作に映画化された「おいしくて泣くとき」「夏美のホタル」「虹の岬の喫茶店」などがある。森沢さんのエッセー「あおぞらビール」はNHKで連続ドラマ化され、6月16日より放送される。

 森沢さんについて、「夢を実現する小説家」と言うファンも多いことから、「ハッピーな人生の描き方」をテーマに講演。講演会には小学生も参加し、森沢さんと小学生が会話をしながら進める一幕も見られた。「夢」へ意識を向ける時間をなるべく多く持つほど実現に向けて脳が動くことなども話し、そのために森沢さんが勧める表の書き方なども伝えた。

  キッズ職業体験では千葉県警(船橋署、東船橋署)、サンホテル船橋、船橋情報ビジネス専門学校、リニエ「訪問看護ステーション船橋」、パール小児歯科医院、Taebis、「マルバサッカースクール 新船橋校」によるブースが設けられ、70人を超える参加者があった。千葉県警のブースでは鑑識方法なども紹介し、大人からも時折、驚きの声が上がった。

 天沼公園では、クラフトビール「あおぞらビール」の試飲ブースや地元飲食店、マルシェの店が並び、ジャズや金管アンサンブルによるステージ演奏も行われた。12時には、講演を終えた森沢さんにより「乾杯セレモニー」も行われた。

 実行委員長の山崎健太朗さんは「天気はあいにくだったが、2年前から準備してきた『あおぞらビール』で森沢さんと出店者、参加者の皆さんで乾杯することができて良かった」と話す。雨の中出店していたハンドメード作家は、「天気は残念だったが、出店者仲間と交流できる時間も取れたし、楽しかった」と振り返る。

 今月30日には「あおぞらビール」の開栓式が、サッポロビール千葉ビール園(船橋市高瀬町2)で開催される。参加は公式サイトで受け付ける。

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