高根木戸駅近くに焼き菓子店「Le labo(ル・ラボ)」(船橋市西習志野2)が12月19日にオープンした。
洋菓子メーカーで商品開発に携わってきた三井田敦弘さんが立ち上げた同店は、毎日焼きたてで販売するため個包装しないスタイルが特徴。12月上旬の複数回のプレ営業を経て、正式開業に至った。プレ営業では、来店客の声を聞きながら営業時間や商品構成を調整したという。
三井田さんは、菓子メーカーで商品開発や国内外での工場立ち上げを担当してきた経歴を持つ。フランスでは現地ブランドの商品開発に携わり、日本進出時の責任者を務めた経験もある。
長年企業で働く中で「地域に還元できる仕事をしたい」と考えるようになり、小学生から過ごしてきた地元・船橋での開業を決めたという。
店では一人で製造から販売までを担う。毎朝仕込みを行い、その日に焼いた菓子のみを店頭に並べる。日持ちを優先した個包装は行わず、添加物などの使用は最小限に抑え、「素材本来の香りや食感を重視する」という。
ジャムやナッツペーストなども既製品は使わず、店内で手作りする。原材料には南房総産のユズやレモン、千葉県産小麦など、県内産素材を積極的に取り入れる。
散歩途中の親子や近隣住民の立ち寄りを想定し、「菓子を買う場」に限らず、気軽に立ち寄れるコミュニティーの場所を目指している。
「お菓子を通じて人と人がつながる場になれば」と話す三井田さん。今後は土曜の営業を模索し、菓子教室や夜の利用など新たな使い方も検討していくという。
営業時間は12時~(売り切れ次第終了)。日曜~火曜定休。